神戸ビーフを語る上で忘れてはならないのが、牛たちを育てる農家の存在。とくに「共励会」と呼ばれる品評会で賞を獲得する「チャンピオン牛」の陰には、牛づくりのマイスターともいうべき熟練の農家の、たゆまぬ努力があるのです。
そんな農家たちの努力をたたえる最大のステージが、毎年末に行われる、兵庫県産但馬牛ばかりが100頭集まる共励会。年6回行われる神戸肉流通推進協議会の共励会のうち、最大の頭数を誇ります。
名誉賞、最優秀賞をはじめ、数々の褒賞が授与され、中でも名誉賞受賞生産者には、優勝旗が手渡されます。
ここでは、その年間最大の共励会で、名誉賞に輝いた生産者をピックアップしてシリーズでご紹介します。